いつもナッツとの散歩は朝に行きます。
朝は街も静かで、人通りも少なく、気になる音もあまりないので、ナッツも比較的落ち着いて散歩することができます。
いつもと違う時間に散歩へ
今日は夕方、涼しくて気持ちがよかったので、
「散歩に行きたいな」
と思い、出かけようとしました。
ところが、リードを手に取ると、ナッツがそれを避けるように寝室へ逃げ込んでしまいました。
以前だったら、
「散歩が嫌なのかな?」
と思っていたかもしれません。
でも今日は、ふと別のことが頭に浮かびました。

リードが怖いのではなく、「追われること」が怖いのかもしれない
もしかしたら、リードそのものが怖いのではなく、リードを手にした私に追われることが怖いのかもしれない。
ナッツは、生後3ヶ月まで香川で野犬として暮らしていました。
保護されたとき、もしかしたら誰かに追われたり、捕まえられたりした経験があったのかもしれません。
もちろん、本当のことはナッツにしかわかりません。
でも、そうした可能性があると考えてみると、今日のナッツの行動が少し違って見えてきました。
すぐにリードをつけず、まず気持ちを落ち着かせることに
そこで今日は、すぐにリードをつけようとせず、まずは寝室のベッドの上にいるナッツと一緒に、トラストテクニックの「クリエイティブ・リアクション」という手法を使って、怖い気持ちを手放す時間をつくりました。
しばらくすると、ナッツも落ち着いてきました。
その後、改めてリードをつけてみると、嫌がることなくリードをつけることができ、そのまま無事に散歩へ行くことができました。
行動の奥にある気持ちを見る
今回のことで、ナッツの行動だけを見るのではなく、
「この子は今、何を感じているんだろう?」
と、その奥にある気持ちに目を向けることの大切さを、改めて感じました。
そして、ナッツが感じていることを少しだけ想像できたことで、次にリードを嫌がったときにも、ただ無理に連れて行こうとするのではなく、まずナッツの気持ちに寄り添ってあげられると思います。
ナッツが教えてくれた、大切な気づきでした。

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