三浦まゆみこんにちは!
Trust Technique 認定プラクティショナーのmayumiです!
今回は、私がトラストテクニックを始めたきっかけをお話しします。
保護犬ナッツとの出会い
2019年11月23日、我が家に保護犬のナッツがやってきました。
それ以前には、17歳半まで一緒に暮らしたミニチュアダックスフントのハックがいました。
「次に犬を迎えるなら、保護犬がいい」
そんな思いから、まだ保護犬についてほとんど知識がないまま、保護団体のSNSを見ながら子犬を探していました。
そんな中、おおあみ避難所という保護団体の譲渡会で、生後3ヶ月のナッツに出会いました。
香川で保護されたナッツは、生まれてから3ヶ月間を野犬として過ごし、その後、保護されたそうです。
当時の私は、ナッツが生まれてからの3ヶ月間を野山で過ごしたことが、幼いナッツの心やその後の生活にどんな影響を与えるのか、ほとんど知りませんでした。


警戒心が強かったナッツ
我が家に来たナッツは、とても敏感な感覚を持っていました。
人や物に対する警戒心が強く、散歩に出ても、周りを気にせず自由に楽しむということがなかなかできませんでした。
「愛情を持って育てていれば、いつかきっと慣れてくれる」
どこかでそんなふうに思っていました。


実際、少しずつ慣れていくことはできました。
でも、何年経っても、ナッツが心から安心しているようには見えませんでした。
「どうしたらナッツが、本当の意味で安心して暮らせるようになるんだろう?」
それが、私の大きな悩みになっていきました。
いろいろ試しても、また元に戻ってしまう
評判の良いトレーナーさんにも来ていただき、一緒に散歩の練習をしたこともあります。
その時はうまくできても、時間が経つと少しずつ難しくなり、また元に戻ってしまう。
そんなことも繰り返していました。
今振り返ると、その原因の一つには私自身の気持ちもあったのだと思います。
「大丈夫かな」
「怖がらないかな」
「ちゃんと歩けるかな」
そんな私の心配や緊張を、ナッツも感じ取っていたのかもしれません。
でも、その頃の私は、それに気づくことができませんでした。
どうしたらいいのかわからないまま、ナッツが安心して過ごせる方法を探し続けていました。
YouTubeで偶然出会ったトラストテクニック
そんなある日、たまたまYouTubeで流れてきたトラストテクニックの広告に、なぜか強く惹かれました。
「もしかしたら、私が探していた答えがここにあるのかもしれない」
そんな感覚がありました。
まずは1000円ほどの紹介動画を購入して、トラストテクニックについて知ることから始めました。
トラストテクニックは現在、世界中で学ばれていますが、もともとはイギリスで生まれた講座です。
当時の講座はすべて英語でした。
紹介動画を見て、もっと知りたいと思った私は、飼い主が自分の動物に対して行うトラストテクニックを学べる「ビデオコース」で、さらに学ぶことにしました。
「ナッツを変える」のではなく、私にできること
そこで学んだことは、まさに私が知りたかったことでした。
「ナッツを変える」のではなく、
飼い主である私にできることがある。
そのことを知れたことが、私にとって大きな転機になりました。
トラストテクニックでは、動物が経験した恐怖や緊張などに対して、安心できる環境の中で、動物自身のペースを尊重しながら向き合っていきます。
学びを深める中で、私は「動物が安心できる状態をつくるために、飼い主ができること」という考え方を知りました。
ナッツとの関わり方が少しずつ変わっていった
そして、ナッツとの時間を重ねる中で、少しずつ変化を感じるようになりました。
ナッツだけではありません。
一緒に暮らしているココにもトラストテクニックを行うことで、私自身が動物との関わり方を見つめ直す機会になりました。
「どうすればこの子を変えられるだろう?」
ではなく、
「この子が安心できるために、私は何ができるだろう?」
そう考えるようになったことは、私にとってとても大きな変化でした。
同じように悩んでいる人にも伝えたい
もっと深くトラストテクニックを学びたい。
そして、私と同じように、愛する動物のことで悩んでいる人に、この方法を知ってもらいたい。
そんな思いから、飼い主自身が行うための学びだけではなく、他の方にもお伝えすることができるプラクティショナーの講座へと進みました。
英語での学びに挑戦しながら学びを重ね、2026年、私は日本で初めてのトラストテクニック・プラクティショナーになることができました。
ナッツが教えてくれた、大切なこと
ナッツとの出会いがなければ、私はトラストテクニックに出会っていなかったと思います。
そして、ナッツが私に教えてくれたことは、今では私が大切にしていることの一つになっています。
動物を変えようとするのではなく、
その子の気持ちを尊重し、
安心できる時間を一緒につくっていく。
トラストテクニックを通して、動物と人の間に、より深い安心と信頼が育っていく。
そんな時間を、一人でも多くの方と分かち合えたらと思っています。
これが、私がトラストテクニックを始めた理由です。











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